和紙の社

おなかから整える心、身体、そして生き方のお話

わごいち首スペシャル(頸部・咽頭部・頭部の特別施術)の舞台裏

わごいちのカルテには表に出ないスタッフ用語がいくつかある。その一つが「首スペシャル」というものだ。カルテに首スペシャルと記載されるとき、その施術は頭部全体を調整したという意味を表す。

一般的に整体の首施術は、頸椎のズレの調整や周辺筋肉のほぐしであることが多いが、わごいちの首スペシャルは、それに加えて喉やその奥の血管、神経にまで手を入れ、炎症を見つけ出し解消していく独自の手技を使う。さらに顎関節、視神経、頭蓋骨なども整えて「首スペシャル」は完結する。

まずここまで包括的にかつ深く施術する整体院は他にないであろうと断言できるが、それは何故かといえば、特に喉の奥に指を深く入れるための感度が問われるからである。感度が鈍い指、訓練が足りない指で喉の奥に踏み込むと、重大な事故を起こす可能性がある。皆さん良くご存知の頸動脈、これは哺乳類一般の弱点ともいえるが、不用意な施術はこの頸動脈を傷つけ取り返しのつかない危害を与えてしまうことになる。だからまともな整体師ならば、まず喉には深く指を入れない。

わごいちは「おなか」という人体最大の急所に踏み込む施術をしているお陰で、指の感度が常に鍛えられている。つまり指先の異常や危険を察知する力が通常の整体よりも高くないと、おなかを深く揉むことはできないのである。

このおなかを揉む修行を10年ほども続けていると、ようやく段々と指の感度が磨かれてくる。その段階に達したときに喉の施術のスタートラインに立つことができる。いわばわごいちの「首スペシャル」はハラ揉み術修行の副産物とも言うことができるだろう。

 

わたしの「首スペシャル」を受けた人は、これまで他では体験したことのない頭部の軽さを味わうことになる。術後には皆さん感動をたたえた目でお礼を言ってくださる。「他にはない」と言ってくださる。実際にそうだと思う。

今私の元には、ハラ揉み術を10年前後修行してきた弟子が二人いる。首スペシャルをものにしようと今修行を重ねている。そしてなかなか思うように踏み込めずに悩み葛藤を続けている。なんとか私の施術に一歩でもにじり寄り、施術を受ける人たちに喜んでもらえるよう頑張っている。

まあ頑張りなさい。

 

三宅弘晃